絶滅の確認
本当に絶滅したかどうかを確認することは難しい。ゾウガメのように、大きくてしかも動きが遅く、逃げ隠れしない上に生息範囲が狭いものは歩き回って確かめることも可能であるが、そのような生物はごく限られている(そのゾウガメですら、絶滅したとされていたセーシェルゾウガメに再発見説がある)。海水に棲息する生物は大型の魚類ですらシーラカンスのように再発見されるケースやメガマウスのように未知のものが新発見されるケースがあり、絶滅の断定は非常に困難である。
有名な例ではオーストラリアのフクロオオカミは1930年に野生個体と飼育個体の死が確認された時点で絶滅したと判断されたが、1933年に野生個体が捕獲され、3年後に死亡している。それ以降確実な記録はなく、絶滅したと考えられてはいるものの、不確実な目撃報告などは断続的にある。ニホンオオカミなども、まず確実に絶滅していると考えられてはいるが、未だにその生存を信じている向きもあり、「証拠写真」が時折発表される。
逆に最初から存在しなかったのではないかという例もある。ミヤコショウビンは1887年に宮古島で一羽捕獲され、それを元に新種記載されたが、その後一切の捕獲例がなく、絶滅したものといわれている。しかし、これが実はミクロネシア産のアカハラショウビンがたまたま飛来したもの、あるいは標本の保存中の事故で混乱した結果ではないかとの説がある。クマムシ類のオンセンクマムシは温泉から発見されたこと、その構造上類似種がなく、単独で一綱を立てられている等、特異な種であるが、これもその後発見されていない上、標本も残っておらず、現在では疑問視されることが多い。
<wiki pedia>
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